CLOSE

このサイトは、ファイザー株式会社が社会貢献活動として発行しております『まねきねこ』の情報誌のウェブ版であり、個別の疾患の相談は受け付けておりません。
該当する患者団体などをご紹介することは可能です。

お問い合わせはこちら

※メーラーが起動します。

まねきねこ63号

まねきねこ63号manekineko 63

梅で名高い水戸市の偕楽園
岡山城を望む後楽園と並び
日本三名園に数えられる
石川県金沢市の兼六園。
年初の震災を越え
春を迎えています。
桜の名所でもある兼六園。
困難に立ち向かう方々の心にも
花々の和やかさが
きっと届きますよう。

 
 
トピックス
居心地を大切にした建築・環境のもとで医療的知識のある友人のようなヒューマンサポートを行う

日本人の2人に1人ががんに罹患する時代。がん医療の進展に伴い、社会復帰するがん経験者も増えています。そうした状況の中で誕生した「マギーズ東京」は、がん経験者をはじめ家族、友人など、がんの影響を受ける人がその不安や悩みをなんでも相談できる場所です。英国で1996年からがん支援の実績がある「マギーズキャンサーケアリングセンター(以下マギーズセンター)」の日本で初めてのセンターとして、2016年に東京都江東区豊洲に開設されました。7年間で約41000人が利用し、医療者や支援者も見学に訪れるなど各方面から注目される「マギーズ東京」を訪ね、認定NPO法人マギーズ東京 共同代表理事・センター長の秋山正子さんにお話を聞きました。

第23回ヘルスケア関連団体ワークショップ

2023年10月21・22日、(一社)ヘルスケア関連団体ネットワーキングの会(VHO-net)の第23回ヘルスケア関連団体ワークショップが、対面(会場 : ファイザー株式会社 会議室)とオンラインを併用したハイブリッド形式で開催されました。今回は、新しくポスターセッションでの発表形式を取り入れ、事前準備から始めて分科会での活発な討論を経て、プレゼンテーションのための1枚の大きなポスターを完成させるという試みにチャレンジ。これまでになかったプログラムで展開されました。

クローズアップ
NPO法人 筋痛性脳脊髄炎の会(ME/CFSの会)

筋痛性脳脊髄炎(ME※1)は、脳と中枢神経に影響を及ぼす神経免疫系の難病で、機能障害は全身に及び、患者の生活の質を著しく低下させる重篤な疾患です。WHOは神経系疾患と分類していますが、日本では慢性疲労症候群(CFS※2)と呼ばれてきました。最近では自己免疫疾患であることを示唆する論文が多く発表されており、間もなく治療薬の治験も始まろうとしています。多くの患者がウイルス感染後に発症することで知られ、新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(コロナ後遺症)との関連も注目されています。病気の正しい認知を広め、研究促進や社会保障の充実を目指して活動する「NPO法人 筋痛性脳脊髄炎の会」について、理事長の篠原三恵子さんにお話を伺いました。

WAVE
患者さん側が、どう生きたいかを伝えること共に悩み考え、共に決定していく覚悟それが、共同意思決定の大切な要です

臨床倫理士、倫理コンサルタントとして、琉球大学病院で、医療倫理教育、倫理コンサルテーション(倫理相談・支援サービス)を担う、金城隆展さん。終末期や重篤な状況になったとき、家族や医療従事者はどう本人の意思を汲み取るのか、また、そうなる前に患者本人はどのような準備をしておくべきなのか。振り返って、誰もが最善を尽くしたと言える共同意思決定をするためには、どのようなプロセスが必要なのかについて、お話を伺いました。

活動レポート
活動紹介 第61回(2024)

第9回 中・四国学習会
第22回 北海道学習会
第54回 関西学習会
第39回 九州学習会
第29回 東海学習会
第43回 東北学習会
第44回 沖縄学習会
第52回 関東学習会

ヘルスケア 仕事探訪
第3回 認定遺伝カウンセラー®

遺伝にかかわる病気や体質の相談に専門的に対応し、患者や家族を支援

知る・学ぶ・実践する PPI
より良い医療を実現するために患者団体がリーダーシップをとり、PPIに取り組んでほしい

医学研究・臨床試験を身近に捉え、医療への関心を高める取り組みとして注目される患者・市民参画「PPI(Patient and Public Involvement)」。今回は、東大病院という臨床研究中核病院で、研究者と患者をつなぐ相談窓口としての業務を行う渡部歌織さんに、PPIの浸透やこれからの期待についてお話を伺いました。

患者の力
家族や友人によるスピリチュアルケア